本場中国の味わい!飛鳥食品の中華総菜

2023/3/7

訪問日:2023年3月7日

訪問者:コープ自然派商品部 寺尾

飛鳥食品(旧:飛鳥菜館)は、中国の残留帰国孤児の方々が日本で自立するための職場として発足。
本場・中国の家庭の味を大切にしながら、国産原料にこだわった惣菜を製造している会社です。
そんな飛鳥食品の惣菜がどのように作られているかを、一緒に見学していきましょう!

野菜や肉のカットは飛鳥食品の工場で行い、商品によってカットの細かさを変更しています。
特に挽肉に関しては、かなり細かく挽いてしまうメーカーも多いですが、ゴロゴロとした食感を楽しめるよう、手間をかけて丁寧に下処理をすることで、粗目のミンチに仕上げています。

熟練の社員が素早く手包みの作業をしていました。短期アルバイトの方には難しいとのこと。奥には、発酵し終わった肉まんがずらりと並べられていました。こちらもひとつひとつ手包みしているそうです。
まるで機械で仕上げたように綺麗な仕上がりでしたが、高宮社長からは「少しずつ個性があるから、食べたら誰が作ったのかすぐにわかる」とのことで、驚きました。

水餃子の生地に加える水の量を最小限にしているので、長時間茹でても食感が保たれます。
また、他のメーカーでは一気にスチームをかけて仕上げることが多いそうですが、飛鳥食品では大きな釜で茹でています。そうすることで、もちもちプルプルの食感に仕上がります。

飛鳥食品の高宮社長は、商品そのものだけでなく、それを作り上げる従業員の方々を大切にしている姿勢がとても印象的でした。「心が豊かな人でないと、美味しいものは作れない」と伝えているそうです。
これからもコープ自然派を通じて、組合員さんと繋がっていきたいとのことでした。

本場中国の味が、おうちで手軽に楽しめる♪

自然派Style黒豚水餃子

北海道産小麦の皮・黒豚を使用。スチーム仕上げが一般的ななか、麺のように茹でて流水にさらすことで、小麦粉のぬめりがとれてもっちりつるっと感がアップ!

飛鳥の黒豚肉シューマイ

国産黒豚の旨みたっぷりのシューマイです。

皮は国産小麦、豚肉は国産黒豚を使用。大根を入れて軽い食感に仕上げました。

飛鳥の手作りミニ肉まん(お米いちばん豚使用)

コープ自然派の産直肉「お米いちばん豚」と、「産直薄力小麦粉(自然派Style)」を使用。モチモチの皮で包んだ、皮まで美味しい肉まんです。

飛鳥の中華風春巻

国産小麦の皮に、国産野菜や豚肉をたっぷりバランスよく詰めました。

一本一本手で丁寧に包んだ具がたっぷりの春巻です。

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